香港で売ってるiPhone11は中国仕様のデュアルSIM、つまり物理SIMが二枚刺さる特別バージョンである。時代はeSIMに向きながらもほとんどキャリアの対応がないeSIM。日本でもデュアルSIMで売ればいいのにと思いつつ、香港ストップオーバーの機会を利用して購入してきた。
香港で買える中国版iPhone11とは?
日本版と中国版のiPhone11では以下のような違いがある
- 物理SIM二枚挿し、eSIM無し
- SIMフリー
- カメラシャッター音無し
- ACのコンセントは端子3本の中国仕様
- 箱書が中国語
当然日本語も設定できるし日本のSIMも挿さる。通話(SMS)用に日本のSIMを挿し、もういっぽうに現地のSIMを挿して格安のデータ通信を使うと言った使い方ができる。
AppleStoreでの価格も比べてみる (1HKD = 13.9円で換算)
日本版(税込) | 香港版 | |
64GB | 82,200円 | 83,386円 |
128GB | 87,780円 | 90,336円 |
256GB | 99,880円 | 101,456円 |
消費税込みでも香港版の方が若干高いし実際これに為替手数料もかかる。しかしながらこれくらいの価格差でデュアルSIMのiPhone11が手に入るというのは魅力的だ。
iPhone11を買いに行く
ストップオーバによる短い香港滞在中にiPhone11を買いに行こうと香港のAppleStoreを調べるが全てクローズになっている。宿の近くのCausewayBay店の前を通るとTemporaryClosedの看板が出ていた。

仕方なないのでアップルの正規代理店を探すと、CausewayBayの隣の駅のWongChaiにあるらしいので行ってみた。目指すはWangChaiComputerCentre。

目的地に到着。

目的のお店は3階、秋葉原のラジオデパートのように雑居ビルに小さな店が入っている形式だが店に番号がついているのですぐみつかった。
ものすごくフレンドリーなおばちゃんが一人店に立っていて応対してくれた。目的のiPhone11(128GB)は全色一台ずつ置いてあった。無難なところで黒を選択し購入。ケースをおまけしてくれた。日本で大人気で手に入りづらいAirPodsProはあるかと聞いたところ、たまたま今日は切らしてるけど香港では普通に手に入るよ、とのことだった。
